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流行歌

2017年02月22日
 ①②③④ゴリラ、ゴリラのケツなめた。もういいかい?まーだだよ。1、2、3、4!! この繰り返しの歌をご存じでしょうか?

 ボクが小学生のときに、流行った歌で、出所は不明。でも周りの小学生はみんな歌っていた。男の子に限るが……。

 ボクはというと、気取って歌わなかったように思う。でも当時のびのびとこれを歌う友人のことを少しうらやましいなと思ったのを思いだした。
 もちろん、ひどい歌である。これを大声で歌っていた友人にとってのこれは謎の行動以外のなにものでもないであろう。

 でも、ボクも歌っておけばよかったと35歳にして思う。気が付くと、たまに口ずさんでいる。

 ちょっと思い出したので、書いておく。




                         堀江和真

 こんにちは。堀江和真です。いやはや、もう今年はじまって1か月と少し経ちました。1月はわりと忙しくしてたのもあるのけど、それにしても時間の過ぎることのはやいこと。でもまぁ大体において、何か特別なことがあったってわけでもないけれど、なんとなく幸せな気分で過ごしていた。ボクは大体に置いて、そんな感じで、いっつもそこそこ幸せ。せっかく好きなことをやって生きているのだから、やっぱり楽しまなきゃね。

 さて今日は制作する時間帯について、ちょっと書いてみようかなぁと思う。まぁ、これはボクの話なので、だれかの参考になるっていうことはあまりないと思うのだけれど……。
 よく、クリエイティブな仕事をするなら朝は金の時間、昼は銅の時間、夜は鉛の時間?みたいなことをいうけれど、ボクの場合はどうかなって考えてみると、朝は銀、昼は銅、夜は幻の金かなって思う。
 まずは朝だけど、ボクの場合、5時くらいから制作のためにスタジオに行くこともあるし、ぼちぼち9時くらいからはじめることもある。割と集中できるし、アイデアも思い浮かびやすいけれど、基本的には頭の中はフローの状態にキープするよう心掛けているので、たまに真剣に考えたりするとドッと疲れる。昼はいいんだけど、けっこう眠いときとかあって、そうするとまったく制作どころではなくなる。それでもしぶとくやってると、結果的にはおもしろいものができたりするので、何とも言えない。
 さて、夜はというと、幻の金である。たまにすごく調子が良いと感じてしまうときがある。それで気分よく手を動かして、その日は浮かれて帰る。そして、翌日、作品を観てガッカリする。的はずれ……全然良くないなんてことがある。

 でもまぁ、ここまで書いておいて言うのもなんだけど、美術っていうのは積み上げていくものだと思っている。学んだことの集積であり、つくるという行為の集積であり、失敗や、感じたこと、色々なものが積みあがってできている。一つの作品では語れない部分が全体を通せば、おぼろげに見えてきたりする。だから、ボクは朝でも昼でも夜でも時間があればスタジオに行って、何かつくったりしている。そして、大体いつも上機嫌です。ただ、酔っぱらってるときはスタジオには行かない。深夜の幻の金にも注意はする。ノリノリのときほど、早めに作業を切る。それは長年の経験というやつである。



   ……なーんてね。




                        堀江和真