こんにちは。堀江和真です。ボクは絵を描いたり、作品をつくりながら、毎日を過ごしています。このブログでは、そんな日々で感じた事や起こったことを、のんびり綴っています
さてさて、この前、映画で「ベンジャミンバトン」という作品をみた。原作になっているスコットフィッツジェラルドの短編を読んだことがあって、興味があったからだ。
この話のとても奇抜なところは、生まれたときに肉体が老人の男性の主人公が、歳を重ねるごとに肉体が若くなるという設定だ。恋をした女性との恋愛は成就するが、その女性が若さや美しさのピークにあるころ、主人公の男性の肉体は初老。女性が肉体の若さを失うにつれ、男性の肉体が若くなる。考えるほどに、なんだか不思議な気分になる物語だ。
映画は面白かった。面白かったけど、小説のあらすじとは、上記の設定以外はほとんど別物であったようにおもう。いや、小説の内容も朧げなので、断言はできないけども。
映画と小説とでは、雰囲気とか観賞後の余韻みたいなものも違う。
スコットフィッツジェラルドの小説からは、どこか退廃的なものを感じされるところがある。でもなんとなく美しいものをみたような気分になる。どこまでも空虚で、それが、人生を肉体的に逆戻りする人間のストーリーを借りて、より強く浮かび上がらせるようなところがあったような気がする。今度もう一度読み返して、違ってたら、またブログに書いてみようかな。
映画の方では、人生はとても瑞々しく、素晴らしいものとして、描かれている。説明をするのが面倒なので書かないけど、フォレスト・ガンプ的というか、そんな感じで随所で、人生は素晴らしいというスローガンが出てくる。主人公は最後、老婆となっても、なお美しさを留めているヒロインに抱かれて赤子の状態で息を引き取る。こういう美しさは、全然フィッツジェラルド的じゃない気がする。
でも、映画としては、とても面白かったです。原作もどちらも読んだことあるよー、という人がいたら語り合いたいものです。
堀江和真
こんにちは。堀江和真です。ボクは絵を描いたり、作品をつくりながら、毎日を過ごしています。このブログでは、そんな日々で感じた事や起こったことを、のんびり綴っています
さて、暑くて困った。おまけにマスクは外せないときている。でも、時間ができると自転車でふらーり出かけたくなる。今日も今日とて、町田までふらーり出かけてみたりしている。今は帰り道、暑さにやられて、喫茶店でアイスコーヒーを飲んで涼をとっている。
家から町田までは大体自転車で1時間の距離。行きはそのとおりに行けたんだけど帰りは美味しいらーめんを求めて、ふらふら自転車。最初は雷文というお店まで行ってみて、閉まっていてガックリ。気を取り直して、その近くの菅原神社を参拝。おみくじを引いて、お守りを買ってから、また自転車に乗る。
この日は結局「貝がら屋」という牡蠣の味が濃縮されたラーメンがウリのお店にたどり着く。おいしかったんだけど、汗だくで入って、さらに汗だくになってお店を出る。外はますます、暑くなってて、自転車を漕ぐ足が驚くほど重い。
で、今、喫茶店でビートルズをききながら、ふぇーっとなっている。
帰り道は寄り道ばかりしているから、トータルで3時間くらいかかりそう。
帰ったら、仕事しなきゃな。シャワー浴びて、冷房つけて、冷たい炭酸水をいっきのみして、それからね。
夏っていいよね。それにしても暑いなあ
堀江和真
こんにちは。堀江和真です。ボクは絵を描いたり、作品をつくりながら、毎日を過ごしています。このブログでは、そんな日々で感じた事や起こったことを、のんびり綴っています
さて、先週だったかな?先々週だったかな?リュックに作品をつめて、ふらっと横浜黄金町まで。
電車をつかって、大口まで行って、そこからは輪行してきた自転車を組み立てて、大体30分くらいのサイクリング。コロナで人が、ごった返している場所を避けたいのもあるけど、単純に自転車を漕ぎたいっていうのもある。街をポタリングしていると、みたことのない風景と出会うことができて、楽しい。
目的地は黄金町でやっているアートスペース黄金町バザール。街とアートが一体になって、なんだか不思議なことになっている場所だ。まずは事務所に行って、持ってきた作品をみてもらう。以前お話しは通させてもらったので、こちらは5分ほどで話は終了。もってきた作品をアート系のグッズや本を扱っているショップ黄金町アートブックバザールまで持っていく。作品の素材や、展示するときに留意してもらいたいことなどをスタッフの方と打ち合わせをする。いろんな雑談もこみこみで1時間ほど話してから帰路へ。
というわけで、黄金町アートブックバザールでは、ボクの作品が買えます。手のひらサイズのノイズというシリーズの作品と、アートブックがセットになったものです。お近くにお寄りの際は是非、見に行ってみてください。美術書やおしゃれな雑貨のようなものまでたくさんある素敵なショップなので、おすすめです。
帰りは自転車で桜木町、Bank ART KAIKO で開催中の展覧会を覗く。この展覧会、何か非常にやばいものをみたような気分になる内容でした。おすすめです。
東神奈川から、また電車。目的の駅より一つ手前の相模原駅で降りて、また自転車。よく前を通るけど行ったことのなかった地元の定食屋に行って、らーめんと半チャーハンを食べる。定食屋の人、オリンピックをみたり、売り上げの計算したりで、全然話しかけても聞こえないみたいで苦笑。でも、気取らない味で美味しかったな。
こうやって書くと、これで一日終わったような感じがするけど、数えてみたら5時間だけの話。電車だけで行って帰ってきて、5時間を失うとけっこう辛いなぁと思うことが多いけど、自転車で街散策ってなると、急にタイトな時間でけっこう遊んだなぁと思う。このマジックはけっこうな発見。
堀江和真