冬は寒いので、フトンの中にいるのが一番。とはいっても、なかなかそうも言ってられないのですが、読書はもっぱらフトンの中でしている今日この頃です。
先日、図書館で本江邦夫先生の本を発見したので読んでみることにした。本江先生とは、その昔ちょっとだけ一緒に仕事をさせてもらったことがあって、ボクの方では一方的に覚えています。たまにどこかでお会いしても怖くて覚えてますか?とは言えない(笑)
今回読んだ本は「現代美術入門~●▲■の美しさってなんだろう~」というタイトルのもので、もともとは児童書だったようですが、途中から中高生のためのというのがタイトルに付け加えられたとのこと。
抽象絵画の歴史をカンディンスキー→モンドリアン→マレーヴィチの順に紹介することで現代美術をわかりやすく説明していますが、ちょっと児童書としてはむずかしいかなといった内容とは思ってしまった。あとがきをみたら、児童書だからといっていい加減なことは書けない。ある程度現状の研究を反映したものでなければならないと書いてあった。本江先生らしいなぁと、ご本人のことをあまり知らない上ではあるけれど思ってしまった。しかし児童にはきっと伝わらない(笑)でも真面目な態度で挑む誠実さに溢れているなぁ~と思った。
そういえば先日コレクターの方にマレーヴィチの作品をみせていただいたのだけれど、その時は勉強不足で、「これはどういった作品なんですか?」と聞いてしまった。本江先生の本を読んだあとでは、冷や汗ものの質問である。思えば、コレクターの方も苦笑いをしていたような、そうでもないような。
いやはや、いやはや……である
堀江和真
先日、図書館で本江邦夫先生の本を発見したので読んでみることにした。本江先生とは、その昔ちょっとだけ一緒に仕事をさせてもらったことがあって、ボクの方では一方的に覚えています。たまにどこかでお会いしても怖くて覚えてますか?とは言えない(笑)
今回読んだ本は「現代美術入門~●▲■の美しさってなんだろう~」というタイトルのもので、もともとは児童書だったようですが、途中から中高生のためのというのがタイトルに付け加えられたとのこと。
抽象絵画の歴史をカンディンスキー→モンドリアン→マレーヴィチの順に紹介することで現代美術をわかりやすく説明していますが、ちょっと児童書としてはむずかしいかなといった内容とは思ってしまった。あとがきをみたら、児童書だからといっていい加減なことは書けない。ある程度現状の研究を反映したものでなければならないと書いてあった。本江先生らしいなぁと、ご本人のことをあまり知らない上ではあるけれど思ってしまった。しかし児童にはきっと伝わらない(笑)でも真面目な態度で挑む誠実さに溢れているなぁ~と思った。
そういえば先日コレクターの方にマレーヴィチの作品をみせていただいたのだけれど、その時は勉強不足で、「これはどういった作品なんですか?」と聞いてしまった。本江先生の本を読んだあとでは、冷や汗ものの質問である。思えば、コレクターの方も苦笑いをしていたような、そうでもないような。
いやはや、いやはや……である
堀江和真