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騎士団長殺し

こんにちは。堀江和真です。ボクは絵を描いたり、作品をつくりながら、毎日を過ごしています。このブログでは、そんな日々で感じた事や起こったことを、のんびり綴っています。


さて、今回は先日読んだ本、「騎士団長殺し」について、ちょっと書いてみようかな。


「騎士団長殺し」は村上春樹さんの書いた小説のタイトルである。たしか現段階では最新作ではあると思う。といっても2年ほど前?の小説ではあるんだけど。


ボクはこの本を読もう読もうと思いながらも、月日は流れ、今に至ってしまったわけである。本が出た当初は賛否両論ではあるものの、悪評の方がよく耳に入ってきた。まぁ、そんなのはどっちでもいいんだけど。


この物語、主人公は画家である。世間的な認知は低いが、才能を持った画家。彼は自分の才能をひけらかせたりはしない。クールなのだ。


一度、本気を出して絵を描けば、人々は感動し、日常は非日常に、怪奇現象は起こるし、謎に包まれたお金持ちからは高額の作品依頼が来る。その上、女の人にもモテる。わけなく色々な女性と交われる。


自慢じゃないが、ボクはこれとは正反対の毎日である。なんとなく「チェッ!」と思わないでもない。


「ちぇっ!」


まぁ、でも村上春樹さんも、ボクを傷つけるために、この本を書いたわけではないんだろう。当たり前だけど。


作品とは、すべからず画家の血によって描かれなくてはならないというセリフが有名なムンクの台詞よろしく、生々しい迫力を持つ絵画を描く画家が、今回の主人公である。


ボクだって若いころは、そんな絵が描けると思っていた。でも、今はそんなことができるとは、とても思えない。


話を戻そう。騎士団長殺し、面白かったですよ。ボク、ハルキストなんで。次回作も、お待ちしておりまーっす。



堀江和真


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