本日 113 人 - 昨日 87 人 - 累計 156509 人

朝は銀、昼は銅、夜は幻の金

 こんにちは。堀江和真です。いやはや、もう今年はじまって1か月と少し経ちました。1月はわりと忙しくしてたのもあるのけど、それにしても時間の過ぎることのはやいこと。でもまぁ大体において、何か特別なことがあったってわけでもないけれど、なんとなく幸せな気分で過ごしていた。ボクは大体に置いて、そんな感じで、いっつもそこそこ幸せ。せっかく好きなことをやって生きているのだから、やっぱり楽しまなきゃね。

 さて今日は制作する時間帯について、ちょっと書いてみようかなぁと思う。まぁ、これはボクの話なので、だれかの参考になるっていうことはあまりないと思うのだけれど……。
 よく、クリエイティブな仕事をするなら朝は金の時間、昼は銅の時間、夜は鉛の時間?みたいなことをいうけれど、ボクの場合はどうかなって考えてみると、朝は銀、昼は銅、夜は幻の金かなって思う。
 まずは朝だけど、ボクの場合、5時くらいから制作のためにスタジオに行くこともあるし、ぼちぼち9時くらいからはじめることもある。割と集中できるし、アイデアも思い浮かびやすいけれど、基本的には頭の中はフローの状態にキープするよう心掛けているので、たまに真剣に考えたりするとドッと疲れる。昼はいいんだけど、けっこう眠いときとかあって、そうするとまったく制作どころではなくなる。それでもしぶとくやってると、結果的にはおもしろいものができたりするので、何とも言えない。
 さて、夜はというと、幻の金である。たまにすごく調子が良いと感じてしまうときがある。それで気分よく手を動かして、その日は浮かれて帰る。そして、翌日、作品を観てガッカリする。的はずれ……全然良くないなんてことがある。

 でもまぁ、ここまで書いておいて言うのもなんだけど、美術っていうのは積み上げていくものだと思っている。学んだことの集積であり、つくるという行為の集積であり、失敗や、感じたこと、色々なものが積みあがってできている。一つの作品では語れない部分が全体を通せば、おぼろげに見えてきたりする。だから、ボクは朝でも昼でも夜でも時間があればスタジオに行って、何かつくったりしている。そして、大体いつも上機嫌です。ただ、酔っぱらってるときはスタジオには行かない。深夜の幻の金にも注意はする。ノリノリのときほど、早めに作業を切る。それは長年の経験というやつである。



   ……なーんてね。




                        堀江和真

コメント
name.. :記憶
e-mail..
url..

画像認証
画像認証(表示されている文字列を入力してください):