こんにちは。堀江和真です。いやはや、あっという間に五月です。2017年が始まって色々あったような、そうでもないようなって感じです。さて、今ボクは横浜にあるBankartという場所でレジデンスに参加している。レジデンスといっても泊まり込みというわけでもなく、出席率はチェックされるものの、厳しい基準があるわけではない。なのでボク自身は普段近所の自分のスタジオに行くところを、横浜まで行って制作している感じである。
このレジデンス、2011年にも一度参加しているのだけれど、その時は結構色々なことがあって、あまり良い思い出が多いわけでもないけれど、すごく収穫の多いイベントだった。まず、この時はじめて現代アートの作家と知り合い、そういうものがあるのだというのがぼんやりとわかってきた。その変わり、その洗礼というべきものも当時結構味わったように思う。でもまぁ、あれがなければ、今の自分はいないなぁとも思うわけである。だから6年経った今、もう一度チャレンジしてみたいと思ったわけである。
さて、今回のレジデンスに入って一か月経ち、そろそろ折り返しかなぁというところで、ボクが思うのは、この6年で自分はまた凝り固まってしまっていたのだなということ。6年経って、自分なりに自分の美術を説明できるようになった。相模原にあるスタジオの仲間から色々な影響を受けて、なんとなく見えてきたように思っていた美術が、全然違うアーティストたちと一緒に制作する環境になってみれば、ずいぶん狭い範囲でのことでこだわっていたような気がしてきた。とはいえ、美術の世界では武器をたくさん持つよりも、少ない武器をいかに研ぎ澄ますかが勝負なような気もするので、そこはまぁいいかなって気もするけど、どうにも煮え切らない。
あと再認識というか思ったのは、ボクは環境の変化に弱いなぁってこと。周りの人や制作の環境が変わると、どうにもリズムがつかめない。以前、ここに参加したときは、ただ広いスペースで絵が描けるっていうそれだけで、うれしくて仕方がなかった。今のボクは広いスペースに慣れきってしまっている。いわゆる贅沢病なのかもしれない。
んー、なんだろうなぁ?って感じで制作をしていたら、先週あたりから体調を崩し、ここ二日はベットの上で過ごした。どうやら風邪をひいたらしくて、汗を大量にかき、Tシャツを何枚も変えた。今朝、ようやく動きはじめて、これから展示の打ち合わせをすることになっている。
後半の一か月の目標。まずは心に余裕を持つこと。制作を焦らないこと。他のアーティストとのコミュニケーションを大切にして学べることは素直に学ぶこと。そして何より楽しむこと。
堀江和真
このレジデンス、2011年にも一度参加しているのだけれど、その時は結構色々なことがあって、あまり良い思い出が多いわけでもないけれど、すごく収穫の多いイベントだった。まず、この時はじめて現代アートの作家と知り合い、そういうものがあるのだというのがぼんやりとわかってきた。その変わり、その洗礼というべきものも当時結構味わったように思う。でもまぁ、あれがなければ、今の自分はいないなぁとも思うわけである。だから6年経った今、もう一度チャレンジしてみたいと思ったわけである。
さて、今回のレジデンスに入って一か月経ち、そろそろ折り返しかなぁというところで、ボクが思うのは、この6年で自分はまた凝り固まってしまっていたのだなということ。6年経って、自分なりに自分の美術を説明できるようになった。相模原にあるスタジオの仲間から色々な影響を受けて、なんとなく見えてきたように思っていた美術が、全然違うアーティストたちと一緒に制作する環境になってみれば、ずいぶん狭い範囲でのことでこだわっていたような気がしてきた。とはいえ、美術の世界では武器をたくさん持つよりも、少ない武器をいかに研ぎ澄ますかが勝負なような気もするので、そこはまぁいいかなって気もするけど、どうにも煮え切らない。
あと再認識というか思ったのは、ボクは環境の変化に弱いなぁってこと。周りの人や制作の環境が変わると、どうにもリズムがつかめない。以前、ここに参加したときは、ただ広いスペースで絵が描けるっていうそれだけで、うれしくて仕方がなかった。今のボクは広いスペースに慣れきってしまっている。いわゆる贅沢病なのかもしれない。
んー、なんだろうなぁ?って感じで制作をしていたら、先週あたりから体調を崩し、ここ二日はベットの上で過ごした。どうやら風邪をひいたらしくて、汗を大量にかき、Tシャツを何枚も変えた。今朝、ようやく動きはじめて、これから展示の打ち合わせをすることになっている。
後半の一か月の目標。まずは心に余裕を持つこと。制作を焦らないこと。他のアーティストとのコミュニケーションを大切にして学べることは素直に学ぶこと。そして何より楽しむこと。
堀江和真
| 07:53
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