本日 112 人 - 昨日 87 人 - 累計 156508 人

話をしよう

2021年11月26日

こんにちは。堀江和真です。ボクは絵を描いたり、作品をつくりながら、毎日を過ごしています。このブログでは、そんな日々で感じた事や起こったことを、のんびり綴っています。


さて、先日は最近、美術のプロジェクトを一緒にやっているカルチュラルライツの上久保くんと一緒に横浜に行ってきました。目的はプレゼンや会場の下見、アーティストとの食事などです。


横浜bankart、黄金町アートバザール、似て非works、lunchpad gallery、関内大通り公園と2日間に分けて、巡ってきたけれど、楽しかったなー。


ボクが美術をまだ続けていられるのは、ボクの美術に興味を持って話を聞いてくれる人たちがいるからだと思う。まだまだだねと言われることも、しばしばだけど、まず話しを聞いてくれるということは、素直に嬉しい。


だからか、わからないけれど、ボクも美術の話しをしてくる人が来たら、なるべく真摯に聞くようにしている。ついつい口が滑って辛辣なことを言ってしまうこともあるけれど、まったく相手にしないということはしない。なんでかと言うと、ボクはボクの話を聞いてくれた人に昔から今も救われ続けているからだと思う。


堀江和真


こんにちは。堀江和真です。ボクは絵を描いたり、作品をつくりながら、毎日を過ごしています。このブログでは、そんな日々で感じた事や起こったことを、のんびり綴っています。


さて、今回は、良い絵を描こうとすることはありなのか、なしなのか?、というテーマで書いてみたいと思います。


そりゃ、ありに決まっているでしょう?という声が聞こえてきそうですが。そんな方に質問です。ずばり良い絵とはなんでしょうか?まずもってして、それすらボクにはわからない。それでも良い絵を描こうとすると下腹のあたりがムズムズし出す。緊張してくる。意味がわからない。


昔から、自分に言い聞かせてきたことがある。それは「良い絵を描こうとしないこと」。今描いているものが傑作になりうるかるどうかは他人が決めることだし、それを自分でコントロールできるくらいなら、苦労はしない。リラックスして、手首を柔らかくしておくこと。鼻歌を歌うように描くこと。それこそが結果的に良い絵を生む手段としてベストだと今でも思っているようなところがある。


けれど、最近のボクは「良い絵」を描こうとしている。それがどういうものかわからないまでも、意識をし出している。

前述したように、そうすると、下腹がムズムズし出す。緊張をする。ドキドキする。


でも、これは一体なんだろうか?


もしかして、けっこうスリリングなんでないの?そう思うようになってきた。


良い絵を描くことに意識的になってやってみる。何回も言うが、良い絵がどういうものなのかは、わからん。わからんが描く。


...スリリリリリリングだねぇ。


スッ


リリリリリ


んぐっ。



堀江和真


額装について

2021年11月01日

こんにちは。堀江和真です。ボクは絵を描いたり、作品をつくりながら、毎日を過ごしています。このブログでは、そんな日々で感じた事や起こったことを、のんびり綴っています。


さてさて、教室は額装について、ちょっと書いてみようかな。ボクは昔、画材屋世界堂に勤めていたんだけど、そこで一番情熱を注いでいたのが、この額装だった。お客さんが持ち込んだ作品を額に収めるという仕事だったけど、お客さんによってはどんな額縁が良いか?どんな加工をするか?の相談にのることも少なくなかった。これがとにかく楽しくて夢中になった。


そんな額縁好きのボクだから、自分の作品の額装はさぞこだわっているのかなと思う方もいるかもしれない。実はここ7年はほとんど額装をせず、パネルやキャンバスを剥き出しで壁に展示というのが多かった。額装することで、作品のコンセプトが見えづらくなってしまうことや、余計な装飾で作品そのものがもつ魅力が、変化してしまうことがいやだったらからだ。


でも先日、ふと思い立って、ドローイングを額装してみた。古い額縁をペンキで塗って、カラフルなマットを使っての額装だ。...とても楽しかった。


20代を額装に魅了されて過ごしたボクだ。これを自分のパワーポイントとして活用できないだろうか?そんなことを考えている



堀江和真


オン ゴーイング

2021年10月24日

こんにちは。堀江和真です。ボクは絵を描いたり、作品をつくりながら、毎日を過ごしています。このブログでは、そんな日々で感じた事や起こったことを、のんびり綴っています


さて、今日は最近、進行中のことについて、書いてみようかな。


まずは映像とのコラボについて。以前もブログに書いたけど、アーティストの東間さんに協力をしてもらい、ぼくのドキュメント調の動画の制作を進めている。カメラを回すのも、編集するのもおまかせだから、ぼくは好きにしゃべったり制作をしているだけだ。それなのに、ちゃんと形にしてもらえる。これは、すごい。イメージソースになるものをきちんと伝えるテクニックはいる感じがするけど、東間さんの場合こんな感じかな?という実例をたくさん用意してくれるので、大変ありがたい。


もう1つは3Dプリンターによる造形物の作成である。今回は等身大の自分づくりにチャレンジさせてもらっている。これはまだ内容が煮詰まっていないので、関係者の名前は伏せておくけれど、あるイベントに出品予定です。この等身大のボクを街に設置し、その前後に絵画を背負わせて、さながらサンドイッチマンのような風貌の作品を考えている。絵画の制作作業はいつもどおりとして、3Dプリンターの方は協賛の企業の方、プロジェクトを進めてくれている方との話し合いをしながら進めていかなくてはいけない。プリンターの機能や使う素材、納期までのスケジュールの逆算や設置とそれに関するリスクマネージメントなどなど、やることはたくさんある。あるんだけど、ここでも実際の作業にボクが関わることはない。なんだか不思議な感覚である。


まだまだ、やりたいことがある。友人で建築家でアーティストの足立くんとの仮想空間と実空間の中間が曖昧になるようなある種の思想実験をテーマにしたアートプロジェクトも少しずつ進めている。VRとか使ってのハイテクとかじゃなくて、写真やら紙を使ってっていうローテクを使って考えてる。


その他にも、まだまだやりたいアートプロジェクトがあって、着手しはじめている。


最近はありがたいことにプロジェクトを共有してくれる方がいてくれていること。制作の基本は一人で絵を描きながら考えていくことだけど、表現したいことが自分の専門分野ではない場合、やっぱりその分野のスペシャリストの方と組む必要が出てくる。


出来上がったものを世間がどう見るのか?それは世間に委ねるしかないけれどね。


まぁ、あとはプライベートでも、もう一つの仕事子ども工作教室でも、やりたいことがたくさんある。他の人から見たら、些細なことでもボクにはちょっとしたプロジェクトだったりして、そういうことが、愉快だなと感じている



堀江和真


隣人

2021年10月12日

こんにちは。堀江和真です。ボクは絵を描いたり、作品をつくりながら、毎日を過ごしています。このブログでは、そんな日々で感じた事や起こったことを、のんびり綴っています


このブログでも何回か書いているけど、ボクは家賃が安いマンションの一部屋を借りて暮らしている。実家もすぐ近くのため、半分は実家、半分はマンションといった具合で一人暮らしとはとてもいえないような感じではあるんだけどね。


今日書くのは、そのマンションの隣人について。隣人は多分男性であろう。姿は見たことがない。しかし、声はよく聞く。歌声だけど。


そう彼はシンガーなのだ。昼も夜も深夜も歌う。最初は喉鳴らしなのだろう。めらさんの、もののけ姫の歌を歌う。これだけ聞くと女性のよう。だけど、だんだん歌はラップ調になってくる。1人2役みたいになって、セリフも挟んでくる。流行りの声優さんたちのグループを思わせる。


いつかの深夜3時頃はマジで拷問だった。彼は裏声を張り上げて「そこに愛があるだっけー♫」と連呼していた。最後はボクもとなりから隣人に聞こえるようにリズムにのってコツコツと壁をたたいたが、ノリノリの彼には聞こえるわけもなく、歌は1時間以上続いた。


そして、今も23時くらいまでなら普通に歌っている。夢見る若者ならば応援してあげたい気持ちもある。あるんだけど...。彼は歌わずにはいられない生粋のシンガーなのかもしれない。でもエンターテイナーではない。住民が喜ぶようなラインナップを考えたりして、創意工夫を重ねるべきだとも思う。まぁ、カラオケとか言ってくれた方がいいけど。


あと、夜中まで爆音でゲームやる人もいるんだよな。これはあんまり気にならない。


あとさあとさ、昔住み始めたばかりの頃は、真下のカップルが深夜に凄まじい喧嘩をよくしてた。大抵男性が追い出されて、外と中で怒鳴り合いが繰り広げられていたっけ。それと比べれば今は、天国みたいなもんかな。



堀江和真


前のページ
次のページ