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BIO (バイオグラフィー)

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堀江和真は1981年、東京都生まれ、神奈川県育ちである。彼はいわゆる美術の洗礼を受けていない。幼い頃から絵を描くのを好み2004年桜美林大学文学部を卒業後は画材屋に務める。ここで画材の扱い方などの基礎を学びアーティストになることを志すようになる。2009年、画材屋を退職後は珈琲焙煎やベーグルの販売などの仕事を転々としながら、作家活動を続ける。2011年、アーティストレジデンスで横浜Bankartにて制作、同年共同スタジオ「アトリエボイス」のメンバーになる。この時期に「君の作品はアートなんかじゃない。けれどアートでなくてもいいのでは?」という言葉を受け自分の作品がアートの枠にあてはまらなくてもよいのだと考えるようになる。彼の作品のベースは、彼が学生時代の学校の授業の時間のほとんどを費やしたノートのらくがきの感覚である。ノートや教科書のすみにあるイメージの断片を集積し重ねていく。彼はいまでもメモ帳片手に生活し、時間があればらくがきをしつづけていて、これをスタジオで作品化すべく日夜奮闘している。膨張していくイメージは時にスクエアを打ち破り、断片の集積はコラージュの手法をかりることもある。近年では立体作品も手がけている。
現在は自宅で小さな子ども絵画造型教室を開き、子どもたちにつくること、かくことの楽しさ大変さを教えつつ、自身も旺盛に創作しつづけている。